やりたいことを否定された…それでも私は“起業”を選んだ 夫がドリームキラーに見えた日

「やりたいことを否定された...それでも私は“起業”を選んだ 夫がドリームキラーに見えた日」
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|役に立ちたいのに、引き止められるつらさ

「やってみたい」と思って勉強を始めたり、情報を集めたり…その歩みは、ほんの少しの勇気が必要ですよね。ところが、いざ一歩を踏み出そうとしたときに「そんなのムリじゃない?」「やめとけば?」と身近な人に言われたら──。
それは、心の奥にしまっていた不安が一気にあふれ出してしまうような感覚かもしれません。

「どうして応援してくれないの?」「私のこと、信じてくれないの?」
そんなモヤモヤを抱える方へ、今日は“夫がドリームキラーに見えた日”の話を通して、気持ちの整理と前に進むヒントをお伝えします。

よくある相談:「夫に反対されています」

  • 起業セミナーの後、LINEで最も多く届くのが「夫が反対していまして…」というご相談。
  • 「迷惑をかけたくない」「家族に心配をかけたくない」という思いが、動けない理由になってしまうことも。
  • そこから「やっぱり私には無理かな」と、自信がどんどん小さくなってしまうこともあります。

でも実は…この気持ち、あなた一人ではありません。

「家族に理解されないのは、自分だけ」と感じる瞬間こそ、孤独になりがちです。 けれど、それは“よくある壁”であり、そこを超えた先にある安心や喜びを知っている人もまた、多いのです。

ドリームキラーはなぜ生まれる?

  • ドリームキラーとは、「夢に対して否定的な言葉を投げかけてくる人」のこと。
  • ただ、その多くは「あなたの成功を妬んでいる」のではなく、単に“知らないことへの不安”からくるものだったりします。
  • 特に夫は、「家族を守る」という役割を持つ立場。大きな変化に警戒心を抱くのは自然な反応でもあります。

本当は「応援したい」気持ちがあっても、方法がわからない。そんな不器用な表現の裏にある“愛情のかたち”に、気づけるといいですね。

夫の反対とどう向き合う?

  • 最初に意識したいのは、「説得しようとしない」こと。
  • まずは自分の気持ちや考えを、丁寧に紙に書き出してみましょう。
  • 起業で実現したい暮らし、どんな働き方をしたいのか、お金のこと、時間配分など──漠然としたままではなく、具体的にすることが安心につながります。
  • 「家族の時間も大切にしたい」「無理はしない」というスタンスもきちんと伝えてみてください。

焦らず、でも諦めず。あなた自身が納得できる選択が何より大切です。

形にしたら、理解が生まれた

  • 人は“見えないこと”に不安を感じます。だからこそ、具体的に見せることが安心につながります。
  • 実際に、ミニレッスンの構想や月のスケジュールを夫と共有した方が「これならできそうだね」と言われたというケースも。
  • 「家族をないがしろにするのではなく、むしろより良い未来をつくりたい」という想いが、少しずつ伝わっていくのです。

▶エピソード例①

Aさん(55歳)はパン教室の起業を目指して準備を進めていましたが、「また中途半端に終わるんじゃないの?」と夫に言われ、涙が出るほど落ち込みました。それでも諦めきれず、「1ヶ月だけ、週1回の体験レッスンをさせて」とお願い。
結果、そのレッスンに来た生徒さんから「先生の話を聞いて安心した」と感想をもらい、自信に。
Aさんはその後、「やってみて初めてわかることがあるね」と夫に言われたそうです。
最初の“実績”ができたことで、夫も自然と応援する側に変わっていきました。

▶エピソード例②

Bさん(58歳)は子育てがひと段落し、「もう一度、自分のために何かを始めたい」と感じていました。でも、夫は「そんな歳で?もうのんびりしたら?」と否定的。Bさんはまず、週に1度だけInstagramに「私の小さな暮らしの工夫」を投稿し続けました。フォロワーが少しずつ増え、「いつも楽しみにしています」とDMが届くように。
その変化を見た夫は、ある日ぽつりと「楽しそうにしてるね」と言ったそうです。
応援の言葉ではなくても、“認められた”と感じた瞬間でした。

許しを待たない、けれど、信頼は行動で積み重ねる

  • 「許してもらってから始めよう」と思うと、いつまでも動けません。
  • でも、無理に背を向けたり対立する必要もないのです。
  • 小さな行動、小さな結果、小さな感謝を、コツコツと積み重ねていく。
  • その積み重ねがやがて「応援してくれる家族」を育てていきます。

あなたの思い描く未来に、家族もいつかそっと並んでくれる日が来る。 その日のために、今日できる“小さな一歩”を大切にしてくださいね。

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この記事を書いた人

2011年 福岡市で自宅パン教室開業その後レンタルキッチンでのレッスン
オンラインレッスンと続けてきました。私自身、50代になり2人の息子達の子育ても卒業し今後は自分の人生を後悔なく自分のペースで働ける仕組み確立。「スキル×知識×経験」をいかし50代からのゆとりある暮らしと働き方を叶えたい女性の開業サポート「Holisticsupport主宰」

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